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緩和ケアチーム

チームのご紹介

病院の業務目標である「和を高め最善の医療を確実に提供する」ため医療の質向上ケアチー厶が組織され、緩和ケアチームはその一環として病院長の承認を受けた組織です。

活動について

当院の入院患者さんに占めるがん患者の割合は11.5%で、外来化学療法を受ける患者さんの数も増加傾向にあります。化学療法と同時に患者への緩和ケアも並行して行うことが重要であり、緩和ケア目的に入院する患者さんも多くおられます。

当院では入院中の癌患者さんの疼痛コントロールはもちろんのこと、外来においても週1回、専門看護師が患者さんやご家族の相談にも応じています。また在宅緩和ケアも退院後に可能になるように様々な支援を行っています。

緩和ケアは医師、看護師、薬剤師の徹底した協力によるチーム医療が必須であり、緩和ケアチームが結成されたことにより、当院での緩和ケアに対する重要性の認識と理解が深まり、患者さん中心の緩和ケアを目指す環境が整いました。

さらには在宅緩和ケアを地域医療として育てる必要があり、近隣の病院や開業医との連携も深めていく予定です。

活動目標・活動内容

医師の依頼、または看護師の判断により緩和ケアを必要としている患者さん・ご家族がおられれば、リンクナースよりサブリーダーに伝えられ、緩和ケアチームの定期回診または事例検討会に症例提示がなされます。

症例提示、告知の有無、患者自身の癌に対する受け止め方、患者さんを取り巻く環境や家族関係、などをまず把握してから、疼痛コントロールの現状、アセスメントを行い、様々な角度から緩和ケアに関する意見を出し合い、討論します。

その結果をカルテに記載するなどして主治医に伝え、緩和治療の参考にしていただくようにしています。

回診・緩和ケアセミナー等について

現在は週1回の定期回診と月1回の精神的アプローチの必要な症例中心の回診および事例検討会を行っています。

緩和ケアの知識を周知徹底するために毎年院内で緩和ケアセミナーをおこなっていますが、最近では当院の僻地医療拠点病院としての役割も考慮して、家島町に赴いて緩和ケアセミナーを実施し、在宅緩和ケアの支援を行っています。

また日本緩和医療学会、日本緩和医療薬学会、はりま緩和ケアチーム勉強会、などで当院の緩和ケアチームの活動報告を行っています。

チームの役割

緩和ケアチームの役割は緩和ケアを多職種共同で実施できるための院内システムを構築することがチームの主たる目的ですが、下記のようなことも大切なことと考えています。

  • 院内の緩和ケアに関する標準化をはかる
  • 症状マネージメント・コンサルテーション
  • 患者・家族へのケアとサポート
  • 緩和ケア実施に関する院内の整備
  • 緩和ケアに関する教育と啓発
  • 他職種との連携
  • 在宅緩和ケアの支援

特に薬剤師はオピオイドをはじめとした薬剤の情報提供及び処方提案を行い、栄養サポートチームと兼務しているメンバーによる輸液処方のサポートも行っています。

リンクナースは緩和ケアを必要としている患者さん・ご家族を発見し、緩和ケアチームへ情報提供します。

また緩和ケアについての知識・技術を病棟へ普及させ、緩和ケアチームの活動を実践していき、各病棟での緩和ケアチームの活動の結果(システム等の問題も含む)について、緩和ケアチームへフィードバックしています。

メンバー構成

チーム代表
  • 藤澤 貴史(内科部長)
その他のスタッフ構成
  • 医師 2名(内科・外科)
  • 薬剤師 2名
  • 上田 るみ子 (緩和ケア認定看護師)
  • 橘 直子 (がん化学療法看護認定看護師)
  • 看護師 10名(病棟9名・外来1名)

皆さんへひと言

癌と告知された患者さんは様々な悩みや疼痛に苦しまれることと存じます。ご家族もどう対応していいかわからない場合も多々あろうかと推察されます。当院は経験豊富なスタッフが緩和ケアチームで頑張っていますので、気軽に声をかけて何でもご相談ください。

外来ならば主治医にご相談いただければ、担当スタッフに連絡がとれます。お待ちしています。