来院される皆さんへ

肝胆膵外科専門外来開設のお知らせ

患者さんへ

当院では、消化器のうち肝胆膵(肝臓・胆のう・膵)を専門に診察する外来を開設します。肝胆膵の治療や生活上などでお悩みになっている方、お困りの方はご相談ください。

医療関係者の皆さまへ

この度、当院では肝胆膵外科専門外来を新設します。肝胆膵に関する診断や治療上でお困りの患者さんをご紹介ください。診断から治療まで専門のスタッフを中心に患者さんをサポートいたします。ご紹介の際は、お手数ですが地域連携室を通して予約していただきますようお願い致します。

2019年1月15日(火)開設

場所 外科外来
日時 火曜日の午後
受付時間 午後1時30分~3時00分
診察時間 午後2時~4時
担当医師 外科担当部長 岩谷 慶照
(日本外科学会外科専門医・指導医 日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医 日本臨床腫瘍学会暫定指導医 日本肝胆膵外科学会評議員)
連絡先 患者さん 製鉄記念広畑病院
外科外来(079)237-8420
地域連携室(079)237-8477
医療関係者の皆さま 製鉄記念広畑病院 地域連携室
TEL(079)237-8477
FAX(079)236-3210

肝胆膵外科専門外来の開設にあたって

外科担当部長
岩谷 慶照

 製鉄記念広畑病院外科の岩谷です。この度、2019年1月15日より毎週火曜日の午後枠に外科外来の中の専門外来として肝胆膵外科専門外来を開設することになりました。

 肝胆膵領域疾患のうち、特に外科的治療の対象となる肝疾患においては他の消化器疾患と趣が異なるところが多々あります。よって手術に関する説明は、腹部消化器系臓器でありながら大血管と一体化して胸郭内に位置し、さらに動脈・門脈の二重の血流支配を受けている肝臓の解剖学的特殊性、他の消化器系臓器と違い原則的に全摘術の選択枝が無いことから切除許容限界が存在すること、周術期合併症に重篤なものが多いこと、さらに当院でも昨年末より本格的に開始している高難度とされる腹腔鏡下肝切除術等々、非常に多岐に渡っています。加えて根本的な問題として、原発性肝癌では背景に肝炎、肝硬変等の既に肝障害を呈している慢性肝疾患を伴っていることが殆どで術前より背景肝に対する厳重な加療・管理が要求されます。このように説明すべき内容が外科的治療の対象となっている原疾患に留まらないこともあり、診察および面談には、かなりの時間が必要となります。通常の外来枠では十分な時間を確保することが甚だ困難であるため、この度独立した外来枠を設けることとしました。この専門外来では多少ゆっくりとした診察時間を設定しておりますので、肝胆膵疾患と診断された患者さんの外科的治療のご相談はセカンドオピニオンに近い内容も含めて、何なりと遠慮なくご利用いただければと存じます。また、がん治療では手術、化学療法、放射線治療の、いわゆる「がん治療の3本柱」を総合的に行う集学的治療は極めて重要ですが、当院では、がん看護専門看護師・がん化学療法認定看護師・緩和ケア認定看護師・皮膚排泄ケア認定看護師が常駐しており、患者さんご本人はもとよりご家族も含めたご要望に応えるべくチームとして最善の医療を提供できるよう努めていますので、かかりつけ医の先生方におかれましては、お悩みのことあるいは相談したいことなどがございましたら、お気軽にご相談いただければ幸いです。ご要望に応じて上述の専門・認定看護師のみの面談の場も設定できますので、患者さん・ご家族の身体的・精神的不安の軽減にも対応できる場を提供させていただくことも可能かと存じます。この肝胆膵外科専門外来まで遠慮なくお問い合わせ下さい。

 尚、私の恩師の一人である当院消化器外科部長、酒井哲也は元々肝胆膵外科・移植外科(主に膵臓外科・膵移植)を専門としており(米国留学から帰学後は消化管外科も兼務)、特に膵・胆道疾患については月・木曜午後の「消化器がん専門外来」でも対応しますので、今まで通り「消化器がん専門外来」もご利用いただければと存じます。

 以上、簡単ではございますが、肝胆膵外科専門外来の開設のご案内をさせていただきました。この中播磨地区の診療の一助となれるよう、日々努めてまいりたいと存じます。今後ともよろしくお願い申し上げます。