病院のご案内

理事長・病院長ごあいさつ

理事長・病院長 橘 史朗  製鉄記念広畑病院は、昭和15年に日本製鉄広畑製鉄所の附属病院として開設されました。以降、78年間広畑の地にあって、主に姫路市南西部地域の皆様の医療を担ってまいりました。平成25年に姫路救命救急センターを開設してからは、中・西播磨の救急医療の最後の砦として救急医療にも貢献度を高めてまいりました。また、地域医療支援病院として地域医療機関との連携をふかめ、兵庫県指定がん診療連携拠点病院として地域のがん医療にも貢献してまいりました。今後は、形を変えて中・西播磨地域の医療に貢献することになりました。

  当院と県立姫路循環器病センターが統合し、「県立はりま姫路総合医療センター(仮)」を神戸大学の支援で統合再編新病院として整備することとなりました。平成34年(2022年)上期オープンを目指して準備が進んでいます。病床規模は734床と県下で最大級、設備も最新鋭の立派な病院になります。今後のこの地域の医療をリードし、皆様に「安心」を提供する病院です。

  中・西播磨の医療上の問題点は、貧な救急医療体制と医師不足です。救急車の受け入れ状態は県下で最低です。また、医師数も県下で最低です。救急をしっかり担うためには、規模の大きい病院、医師の多い病院であることが必要です。医師不足解消のためには、若手医師にとって魅力のある病院でないと医師は集まってきません。「統合再編新病院」は、これらの問題を一挙に解決する処方箋であると思います。

  製鉄記念広畑病院は、統合再編新病院の母体です。新病院オープンまでの4年間に製鉄記念広畑病院になかった統合再編新病院の診療科の一部が、製鉄記念広畑病院に設置されていきます。大きくなった製鉄記念広畑病院の医師の多くは統合再編新病院へ移ります。患者さんも必要に応じて統合再編新病院へ移って頂く、あるいは、連携する開業医さんに紹介する、など統合再編新病院と関係を持たせていただく事は言うまでもありません。統合再編新病院は、「行きたい病院」になる事は間違いないと思います。製鉄記念広畑病院で治療を受けられた患者さんの責任は統合再編新病院でも持たせていただきます。

  これからの日本は、人口が減少し高齢者の割合が増えるといった人口構造の変化、産業構造の変化、などが相まって社会の状態は現在と比較する激変ととらえるべきものとなると思います。医療提供体制は変わらざるを得ません。病院の集約化も避けられません。このような将来の日本においても統合病院は地域の皆様にしっかりした医療を提供できる病院です。製鉄記念広畑病院と統合再編新病院にご理解をお願い申し上げます。

2018 04 20
製鉄記念広畑病院 理事長・病院長
橘 史朗