私たちの使命。それは、安心・信頼・充実した医療を提供することです。

製鉄記念広畑病院 閉院のお知らせ

 当院は令和4年4月30日をもちまして閉院いたしました。長きにわたり地域の皆さまにご愛顧いただきましたこと心より感謝申し上げます。今後は、県立姫路循環器病センターとの統合再編により誕生した県立はりま姫路総合医療センターを通じて地域医療に貢献してまいります。

 当院の開設は1940年(昭和15年)で当初は日本製鐵広畑製鐵所の企業内診療所でした。その後、新日本製鐵株式会社から1998年(平成10年)に医療法人新日鉄広畑病院として分社化、2011年(平成23年)に社会医療法人製鉄記念広畑病院として独立しました。現在まで、主に姫路市南西部の医療を担う392床の総合病院として地域の医療ニーズに応えて参りました。医療機能としては、地域医療支援病院、臨床研修病院、また、救命救急センター、へき地医療支援病院、兵庫県指定がん診療連携拠点病院に指定されていました。また、救命救急センターを併設し、兵庫県ドクターヘリ準基地病院としても播磨姫路医療圏の救急医療の最後の砦として機能してきました。
 しかしながら、当院は地域外での知名度が低く、慢性的な医師不足が大きな課題となっていました。一方、県立姫路循環器病センターの課題は、循環器・脳神経の専門病院であるため、複数の疾患を併せ持つことが多い高齢化した患者さんへの対応が難しいことでした。両院の課題を解決する方法は、統合し、複数の疾患に対応可能で、若い医師を惹きつける魅力ある知名度の高い大規模総合病院となることしかありませんでした。幸い、兵庫県、姫路市、神戸大学、姫路市医師会のご理解とご協力が得られ、県下最大級の病床を持つ県立はりま姫路総合医療センターが開設される運びとなりました。この新病院は多数の医療スタッフと最先端の医療機器を持ち、82万人が住む広大な播磨姫路圏域の医療を将来にわたり守るものであり、救急医療の充実・人材育成を担うことを含め非常に意義の大きい施設です。
 この統合により、製鉄記念広畑病院は82年の歴史を閉じることになりました。閉院が近づいた際、地域の皆さまから惜別のお声を多数いただきましたことは、当地との繋がりをあらためて感じることができた瞬間で、私たちの大きな喜びとなりました。長きにわたりご愛顧いただきましたこと心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

令和4年5月1日
社会医療法人製鉄記念広畑病院
理事長  橘  史朗

県立はりま姫路総合医療センター
製鉄記念広畑病院のお問い合わせに関しては、はりま姫路総合医療センターにご連絡ください。